下手なのでしょうか?嫌いなのでしょうか?
その理由は意外に単純です。
結論からいうと、議論や討論や論争の方法や技術を学んだことがないからです。
しかし、練習すれば、日本人も議論や討論や論争を苦手とするのは、先入観です。
練習すれば、日本人も議論や討論や論争は、みちがえるほど、上達します。
ディベート(議論、討論、論争と訳しておきます。ただし、科学的な議論、ルールと規則のある議論です)はギリシャ
時代以来2000年の歴史があります。
民主主義とは、人間が対話し、問答し、議論し、討論し、論争したことから始まっています。
ディベートは身体体得する技術であり、技術であり、技能です。
討論相手を数多くの論争を経験してディベートの能力や技術が高まります。
ここがひとりでできる演説や弁論と違う点です。
【ディベートとは何か】
●ディベートは、「知を創造する方法論」であり、「知の技術」です。
単なる議論や討論ではありません。新しい知識を獲得したり、独創的な知識を創造したりする方法です。
●この方法論を集約したものが「ディベートの4つのプロセス」です。
すなわち・・・・・・
(1)論題の決定
↓
(2)資料データの収集と分析
↓
(3)論理の構築
↓
(4)討論会です。
ディベートとは、この4つのプロセスを行うことです。
●ディベートの根本目的は、(1)論理的に思考し、(2)論理的に表現する能力の開発と育成です。
すなわち、両方を合わせた「論理能力」の開発と育成です。
●ディベートの実践目的は、意思決定力の開発と育成です。意思決定の三要素であるスピード、パワー、正確さを育成します。
ディベートは知の方法論です。
すなわち、ディベートは、知を創造するための方法であり技術です。
ディベートはあらゆる学問の基礎です。
●ディベートは知の技術
ディベートは単なる議論や討論や論争でもありません。
ディベートは知を創造する技術です。
ディベートのプロセスは次の4つのプロセスから成り立っています。
1)論断の決定
↓
2)資料・データの収集と分析
↓
3)論理の構築
↓
4)討論会
↓
審判団による判定
ディベートを行うとは、この4つのプロセスからなっています。
これは知を創造するための方法であり、知の創造技術です。
この技術をマスターすると、知的作業の生産性は飛躍的に向上します。
本やディベートを書くのも、企画書を作成するのも、このディベートの方法論で行うことがきます。
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